Both kids and Adults,

Let's have fun!!

旅する保育園は、資格を持った保育士や看護士がお子様を見守りながら、親子で思いっきり楽しむことを基本理念にしております。

主催メンバーの多くは、小さな子供を持つ親が中心になって運営しており、当事者として、今子供たちに必要な保育の形、教育の形を模索しております。

昨今、待機児童問題が社会問題のテーマにも上がっており、保育園に入れたくても入れない子供たちで溢れております。

国の政策としては、企業主導型保育を子育て支援の新制度とし、待機児童を解消する動きをとっておりますが、中々受け皿が増えていかない現状があります。

また、経済優先の資本主義社会が長く続いた弊害として、「お金」が実体経済を極端に上回り、「お金があれば幸せ」「お金が絶対」といった価値観が広まりすぎてしまいました。

その結果、人間関係が希薄になり、人々は孤独になっていきました。 経済大国となった日本は、物が溢れ、物質的な部分では豊かになりましたが、その弊害として、自殺者が年間3万人以上も出る「自殺大国」にもなったのでした。

子供たちの話に戻ります。

古き良き昔の日本では、地域で子供を見守るのは普通のことでした。 経済やお金は関係なくとも「信頼関係」がきちんと出来上がっていました。

困っている人を助けるのは、普通のことで、人を助けることに無関心だったり、利害関係を持ち込むことはなかったはずです。

旅する保育園のメンバーは、保育の当事者として、子育てしているパパママの気持ちに深く共感します。

相手の気持ちを知り、思いやり、信頼関係を作っていきたいと考えています。

つまり、旅する保育園では、この信頼関係をベースに「親子で思いっきり楽しむ」ことを創っていきたいと考えています。

そこには、give&takeの利害関係ではなく、give&giveの利他の精神があります。

誰かのために、みんなのために、ひいては日本や世界のためになる。

そんなgive&giveの精神を、広めていきたいと思っております。

育児に疲れて本当の友達がいないママ。

仕事に追われて「今ここ」が見えなくなってしまっているパパ。

そして、親の都合で可能性を潰されていく子供たち。

そんな人たちが丸ごといっぺんに楽しめる旅。

そんな旅を信頼をベースに創っていけたらいいなと考えています。